2014年8月8日金曜日

Wordでページの字数・行数の設定方法

論文・レポートなどの書式としてページの字数・行数が指定されることがあります。
次は、投稿規定の例です。

投稿原稿は「A4判横書き,40字×39行」で作成してください。

これをWordでどのように設定するのか説明します。

行数と字数の設定方法


1)リボンメニューの「ページ レイアウト」のタブを選択します。
2)ページ設定の右下にあるもの(すべてのオプション表示)をクリックします。
3)「ページ設定」の「文字数と行数」のタブを選択します。
4)文字数と行数の指定で「文字数と行数を指定する」を選択します。
5)文字数と行数にそれぞれ指定された数値を入力します。

Wordでルビを付けるとき、日本語と中国語のルビをどう付ける?

Wordでルビを付けるとき、特に多国語で入力しているとき起こる問題です。
日本語と中国語で論文・教材などの文書を作成し、その読みをルビで付けようとすると、日本語にピンインがついたり、中国語にひらがなの読み仮名がついたりしちゃう場合があります。
このような場合、どうすればいいでしょうか。

正しいルビを付けるポイントは「言語の選択」

Wordの下を見ると「日本語」「英語」など、文書に入力されている言語の種類が表示されています。ルビはこの「言語」を基準にルビを付けているんですね。

つまり、中国語にルビを付けたらひらがなの読み仮名が出てきた!のような場合、この「言語」設定が正しくできてないんです。次の画面を見てください。


「日本」と入力してルビを付けましたら、「にほん」が自動入力されました。
でも、中国語のピンインのルビを付けたいんです。
実際、この「日本」も中国語として入力したものです。

1.ルビを付けたい言葉の「言語」を設定する。


まず、「日本」を選択し、画面の下、オレンジ色で丸を付けた「日本語」をクリックします。
すると、上のような「言語の選択」ボックスが開きます。
「選択中の文字列の設定」で「中国語」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。


これで「日本」と入力した文字列の「言語」が「中国語」に設定されました。


2.ルビをつけると、選択した言語のルビがつく。


これでルビをつけると、中国語のピンインがルビとして自動入力できます。


総括:ルビの種類は「言語の設定」で指定する

Wordは入力する言語を自動認識しますが、長文の多言語文書を作成すると、たまに「言語の設定」が正しく設定されていなかったりします。その時、ルビがおかしくなる問題が起こります。

このような場合は上で説明した方法で「言語の設定」をして、ルビをつけましょう。

2014年8月6日水曜日

Wordで論文の本文だけの文字数(脚注を除いた)を数えるには?

Wordで文書を作成すると、画面の下に「OO文字」と文字数が表示されますよね。
論文の投稿要領に文字数が決められている場合などに、とても役に立つ機能です。

でも、論文を作成しながら挿入した脚注・文末脚注の文字数を除いた本文だけの文字数がわかりたい場合は、どうしたらいいでしょうか。

1.「OO文字」のところをクリックしよう!


文末脚注付の簡単な文書を入力しました。(*^▽^*)
画面の下に「41文字」と表示されていますね。これはこの文書全体の文字数です。
でも、文末脚注を除いた、本文だけの文字数が知りたい!
そういう時は、「OO文字」のところをクリックしましょう!

2.チェックを外そう!


「OO文字」のところをクリックすると、このようなダイアログ・ボックスが出てきます。
より詳細なデーターがわかりますね。
ここで、チェックの入っている「テキストボックス、脚注、文末脚注を含める」があるのが見えますよね。


この画面のように、チェックを外しましょう。そして「閉じる」を押すと…


3.常に本文だけの文字数が表示される!


ほら!「14文字」と表示されていますね。これは文末脚注を除いた本文だけの文字数です。
論文を編集しても自動で文字数がカウントされるのには変わりありません。


Wordでは、範囲指定の文字数も数えてくれるので、本文だけを選択してわかる方法もありますが、選択も面倒ですし、編集するたびにこうするのは面倒ですね。この方法で簡単に本文だけの文字数がわかるように設定できるんです。ぜひ試してみてください。